週刊「儲け創り」通信

〜創刊96号 2005年6月26日〜

発信人 株式会社 船井総合研究所 第六経営支援部 

チーフ 経営コンサルタント(儲け創り人)望月 隆之

この週刊「儲け創り」通信は、船井総合研究所の望月隆之が、経営者、ならびに経営幹部の皆様に、【高い顧客価値&満足(の創造)⇒高い粗利益(の創造)⇒高い社員価値&満足(の創造)】⇒高い企業価値&満足(の創造)⇒高い投資家価値&満足(の創造)という「善循環」をまわし続けるためのヒント・コツ・秘訣・勘所・ポイント・要点・本質をお伝えしていくものです。

 

 


今週の「儲け創り」のヒント

 

「ビジネスを成功させる基本」

「1(顧客)2何を(商品&サービス)3どのように(販売方法)」の三位一体こそ、ビジネス(商品開発・商品仕入等)を成功させる基本

 

 三位で最も大切なのは、「@誰に(想定顧客)」の明確化、これさえ明確になれば、その想定顧客に対して提供する「A何を(商品&サービス)」と「Bどのように(提供方法)が、自ずから決まってきます。「@誰に」を、「消費者ニーズ、顧客価値、儲けの源」などと言い換えれば、その重要性が理解して頂けると思います。このように、儲け創りの起点であり、最も重要な「誰に」を考えるヒントとしては、「属性、ライフスタイル」「T(時間)P(場所)O(場合)」があります。「どのような消費者が、いつ、どこで、どのような場合に、それを使うのか、欲しいと思うのか。」と言うことですね。簡単なことのようでいて、実は、非常に難しいことです。

 

 

 

 


職業柄「もっと売りたい!」とお考えになっている経営者の方とお話することが非常に多いのですが、あまり売れていない商品&サービス、ビジネスを行なっている経営者ほど、「誰に」など考えてもいない場合がほとんどですね。「万人向け」と言う前提から、「商品」と「販売方法」を考えているのが明らかな場合がほとんどです。それでは、なぜ、万人向けがダメなのでしょうか?

  

 

 

万人向け

6000パワー÷100人=60点

 


顧客の明確化・絞込み

6000パワー÷60人=100点

  

 


お買い上げ頂くには、100点が必要。お客様に求められているのは、100点満点のカスタマイズレベル。60点でもお買い上げいだけるのは、「空腹」か、「目が肥えていない、自分の欲しいものが良くわからないライトユーザー」だけだから。1970年代後半以降、基本的には、「空腹」の消費者はほとんどいないし、「目が肥えていない、自分の欲しいものが良くわからないライトユーザー」も少ないから、100点が必要。

 

ということで、次頁のシートです。もし、よろしければ、お使いください。

 

 

 

「@誰にA何をBどのようにシート」

 
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